まあるい葉が可愛らしい、曲り樹形のシーグレープを、
透明感のある釉薬の色合いが美しい、水彩アンティークポットに仕立てました。
シーグレープでは、今のところほぼ生産されていない、とても希少な中型サイズの曲り樹形です。
生産者さんが試験的に作られたのでしょうか?
他の、曲り樹形ではないものの中にひとつだけあったものを見つけて買い付けてきたものです。
シーグレープは、ウンベラータに少し似た印象を受けるような、
大きくまあるい形の葉っぱが、とても可愛らしい種類*
ぽこんぽこんと湧き上がってくるような樹形の雰囲気は、
自然の生命力を感じさせてくれます。
流通が少ない種類ですが、特に性質に気難しいようなところがあるわけではなく、
一般的な観葉植物と同じ感覚で扱うことができます。
1枚の葉の持ちもなかなかよく、耐陰性も意外と強めにありますが、
やはり窓辺の日当たりがベストポジションなことには違いありません。
水彩アンティークポットは、
絵の具が滲んだような、少しムラ感のある色具合、
同時に、水彩のような透明感も感じる発色が、とても印象的で、
上部のリム部分の白も、いいアクセントになっています。
ところどころ貫入も入り、時間の経過を感じるような、
アンティーク感もたっぷりです。
さわやかさとアンティーク感が両立した、新感覚のポットです。
土表面は、バークチップで化粧しています。