どこか神秘的な雰囲気を醸すインドボダイジュを、
シックなダークグレーカラーと、石膏をまぶしつけたような下半分の質感が、
素晴らしい風合い感を醸す、キャンブリッジポットに、仕立てました。
とても久しぶりのインドボダイジュです。
太くしっかりとした幹が、上部で横方向に旺盛にたくさんの枝葉を伸ばしていて、
とても美しい佇まいのインドボダイジュです*
インドボダイジュは、インドでは仏教三大聖樹のひとつとして、
神聖視され、とても大切にされている植物です。
細く伸びたしっぽのような葉先がとても個性的で、
深い緑色と相まって、どこか静謐な雰囲気を感じさせてくれる種類です。
フィカス属の中では耐寒性が強い部類で、関東以南では地植えで越冬する場合もあるくらいです。
(それでも冬は室内で、なるべく暖かく管理することが好ましいです)
流通自体とても少ない種類ですが、稀にあっても、ボリュームが寂しかったり、
幹が細かったりすることが多く、仕入れに至れることは、2年に1度くらいになってしまっています。
ツートーンカラーと風合いが魅力的なキャンブリッジポット。
釉薬のかかったダークグレーの部分も、均質ではなく、ランダムなニュアンスがさりげなくあって、
雰囲気があります*
下半分の白い部分も、石膏をまぶしつけたような立体感のある表情をしていて、
ダークグレーの部分とのつながりも自然で、
全体として風合い感と雰囲気に優れた、ステキなポットです*
受け皿は、ポットとは別素材のプラスチック製のプレートです。
こちらのプレートは、言われなければ、むしろ、言われても、
プラスチックとは信じられないくらい、豊かで深みのある質感のプレートです。
とてもがっしりとしていて、強度もたっぷり*
プラスチックならではの、水に対する安心感もあります。
土表面は、アイボリーの発泡石で化粧しています。